脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

『B級観光地プロデューサーです! - 日本を真の観光立国にする』を読んだ感想

f:id:hatehate0204:20211216161413j:plain

コロナ前はNPO法人の立ち上げをするなど、地方創生やにぎわい作りのようなことを行っていました。

 

言葉は堅いですが、地方や地元を盛り上げようみたいなことから、観光にも関心があり、この本を見つけました。

 

著者の名前は一応、存じ上げており、たまたまアマゾンでこの本を見かけて評価も高いので軽い気持ちで読んでみましたので、ご紹介いたします。

 

この本のおおまかな内容

日本の観光地の99%はB級、C級観光地であると著者はいいます。

 

B級観光地がやっていくためには、勝手にお客さんが来てくれるA級観光地と同じ戦略ではダメと説得力のある記述が続きます。

 

トイレだけを使ってお金を落とさない観光客はいらない。
いかにお金を落とさせるか、それはいかに長時間滞在させるかということ、と実践的内容です。

 

なお、署名のサブタイトルは「日本を真の観光立国にする」となってますが、内容のほとんどは国内観光需要に関するもので、外国人向け観光に関する内容はわずかです。

 

この本のポイント

特にポイントと思われるところを箇条書きで抜き出しますと、

 

  • 今ある資源や資産を有効活用する
  • 気づいてない地元の宝を掘り起こす
  • 無駄な出費を減らしそれを新たな戦略の資金に充てる
  • A級観光地を利用したコバンザメ戦法で誘客を増やす
  • いきなり全国大会で戦う発想ではなく、まずは地方で勝つ
  • 万人向けではなく、ターゲットをしぼる
  • 地元のオンリーワンを見つける
    等々

 

全体として、今ある材料をいかに使うかというものが多いですが、盲点を突いた内容でもあると言えると思います。

 

いかに観光客に時間を使わせるかという発想が面白いです。

 

ショッピングセンターの客の滞在時間みたいなものですね。

 

考えるヒント・きっかけを与えてくれる本

書名は旅行業など観光業界に関わる人向けのものであるかのようですが、実際にはもっと幅広い内容です。

 

全国の青年会議所や商工会の人、県や市区町村等の地方創生に関わる人、イベント関連の人や街のにぎわい作りを手掛ける人、観光地に暮らす人など様々な人が読んで刺激を受けることの出来る本だと思います。

 

まとめ

コロナ以前には観光の主役はインバウンドという流れがありましたが、著者は「インバウンド人」という人種はいないとも説いています。

 

コロナによって外国人の入国は当分の間は以前のレベルに戻りそうにありませんし、次の時代の観光は大きく様変わりするかもしれません。

 

今後を考える上でのヒントがこの本から得られるかもしれません。

 

なお、観光に関わる人に限らず、旅行好きの人など一般の人が読んでも、なるほどこういう裏の仕組みがあったのかと知ることが出来て、興味深い内容だと思います。