脱サラ40代社長のお仕事手帳

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神社からわかる神戸市の歴史

意外と歴史がある神戸

今でこそスタイリッシュかつモダンな街と知られている、神戸市。歴史を掘り下げると、実は旧石器時代に使われたとされている石器が出土しています。古くから港町として知られており、貿易の拠点地として使われていました。
貿易の中心地だったためか、船に関する神社もあるほど。神戸の歴史は謎の部分も多いですが、神戸市にある神社を探ってみれば意外な発見があるかもしれません。

神戸で最も古い神社

神戸市にある神社で最も古い神社は、灘区にあります。いつどういう形で神社が建てられたのかは、正直わかりません。最も有力な説は201年です。
ある日のこと、神様が来られ「山の木を切って船を作れば幸せが訪れるであろう」と告げられたそうです。神様のお告げ通りに船を作り海原へ繰り出したら、良い方向へと向きました。船は後に、神様へと献上したと言います。関西の沿岸部では、船や海に関する神社が多く配置されています。神戸市灘区にある神社も、何かしら関係があると見て間違いはないでしょう。

有名な神社

神戸市にある神社で外せないのは、中央区にある神社でしょう。縁結びにご利益がある神社として、全国的に有名です。中央区の神社も、実は先程紹介した神社と関係があるのです。神様のお告げで船を作った者は、帰りに別の神様に遭遇。神様は「生田の地に祀ってほしい」と、頼んだそうです。神戸市という名前の、由来になった神社でもあります。
もし神社が別の場所に建てられたら、神戸市は別の名前になっていたかもしれません。

武将と関係している神社

明治になって建てられた神社もあります。先ほど紹介した神社と同じ、中央区にございます。神社は戦国武将と深い縁があります。かつて神戸の街は、血で血を争う場所でした。武将も神戸で倒れ、栄誉ある死を迎えたのです。
栄誉ある死は多くの人の心を突き動かし、神社建立の声は高まりました。人々の声により建てられた神社は、今では神戸市屈指の大人気神社として、知られています。神社ができたのは100年ぐらい前ですが、受け継がれる思いは何百年と続いていました。