釣りバカ日誌と言う漫画の中で課長が部下を集めた酒席で「仕事が好きな奴なんていないさ!」と部下を諭すシーンがあります。
これは大部分のサラリーマンの方の同意を得られるのではないでしょうか?
組織の中で働くというのは「自分の思うようにはならない」ことがほとんどですから
仕事とは面白くない物なのか?
第一次産業である農業、漁業などをしている方に聞くと「面白いとか面白くないとか考えた事はないなぁ、ただ、俺にはこれしか出来ねぇから、これをやるしか無いんだわ」という答えが大部分なのです。
明確に「すぐにでも辞めたい」という方は、まずいないのです。
そしてそういった仕事に携わっている方は歳をとっても元気で生涯、現役という方がほとんどです。
サラリーマンの定年後に待っているもの
サラリーマンの方は定年を迎えると「する事」が無くなります。
準備周到な方はしっかりと経済的には困らないようにしていらっしゃるかもしれません。
女性は家事があるので「する事」が無くなるということはないのですが、男性は報酬を伴わず社会性の低い物は仕事と感じられず家事を仕事と捉えるのは難しいのです。
そして「する事がない」という状態は非常に苦しいことで、精神的におかしくなってしまう男性、60代で早くも認知症を発症してしまう男性は多いのです。
仕事を面白く、楽しいものにすることは可能
話は変わりますが学生時代に文化祭で模擬店などを出してお金を稼いだ経験はありませんか?
そして、それが予想以上に面白く楽しいことであった思い出はありませんか?
文化祭の模擬店だって立派な仕事です。
物を売ってお金をもらい利益を得るのですから。
サラリーマン時代に得た「仕事とは面白くないもの、苦しいもの」という概念は実は、あなたがサラリーマンで毎朝、決まった時間に電車に乗り、思い通りにならない仕事をしているから思うことなのです。
仕事を楽しく、かつ面白くやることは十分に可能なことなのです。
まとめ
実は男性には仕事は精神衛生上、必要不可欠なものなのです。
ですが、仕事で報酬を得るには仕事をした結果が世の中に通用するレベルでないとダメです。
ですので、今から何かを極めプロとして通用するレベルにまで腕を上げ「生涯、現役」で働ける道を切り開いておくことをお勧めします。
それが「たい焼き作り」であっても構いません。
「何か」を身につけておきましょう。
それはきっとあなたの人生を豊かにし、ボケを遅らせ、ひいては家族円満にもつながることなのです。