土木工事と一言で言っても色々な種類があります。
ざっと思いつくままでも、道路工事やトンネル工事、橋梁工事、河川・海岸工事、ダム工事、下水道工事、土地の区画整備工事、建設現場での工事などがあげられます。
道路や河川など公共事業を中心に土木工事を行っている会社や、主に住宅の造成工事や外構工事を行っている会社など、それぞれ専門分野が異なります。
ちなみに愛知県の土木工事会社では、宅地造成や外構工事、道路の修繕工事など、民間工事を中心に行っています。
宅地造成工事
建築の第一歩が土地の造成です。
農地や山などそのままでは利用できないので、建物が建てられるように土地を改良するのが造成工事です。
高低差のある土地は切土や盛り土をして平らにならします。
変形地は四角に形を整える工事をします。
地盤の弱い土地は地盤改良工事を行います。
造成工事は、建物全体の耐久性に関わる重要な工程となります。
外構工事
敷地内の建造物以外はすべて外構工事となります。
フェンスや門扉、植え込み、玄関までのアプローチ、駐車場、庭木などすべて外構工事です。
建物の外観と共に、多数の人の目に触れるところなので、実用性とともにデザイン性が求められます。
新築住宅を建てる際には、建物ばかりに目が行きがちですが、外構工事も十分に留意しましょう。
うっかりすると予算オーバーになってしまいますよ。