脱サラ40代社長のお仕事手帳

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東京の土木工事はどんなケースがある?

東京の土木工事ってどんなことをしている?

土木工事は、建物を立てる以外のすべての建設工事を指します。
道路やトンネル、橋、海岸の工事、上下水道やガスなどの配管工事も土木工事に含まれます。
東京に限らず世界中で行われている土木工事ですが、実は非常に多岐にわたっており、東京では一通りの工事が行われています。
法律上(建設業法)では、土木一式工事と呼ばれているもので、通称という形で土木工事の名称があるのです。
主な工事内容は住宅分野やそれ以外の大きな分野に分かれます。
住宅分野としては、住宅を建てる基礎部分を作る基礎工事、盛り土や石を積んだりして建物を建てるための目的で用いられるための造成工事、建物の部分の様々な工事を行うための外構工事があります。

一方、それ以外の大きな分野は多彩なものがあります。
ざっと紹介していくと、河川や海岸の工事、道路工事、トンネル工事、橋梁(りょう)工事、ダム工事、空港建設工事、土地区画整理工事、水道関連工事などです。
地面を含め、そこから下の部分一切の工事を土木工事が担当しているといっても良いでしょう。

ただ、例外もあり建設工事との線引きが難しいケースもあります。
例えば、東京の一部の軟弱な地盤部に、基礎では支えきれない場所の基礎工事に対して、杭を打ち込んで行う場合は一概に土木工事とは言えません。
杭の上にマンションや住宅、ビルなどの建造物を建てる場合は、杭基礎が建物の一部とみなされて建設工事になります。
一方、それ以外の建造物、例えば橋梁や道路などの場合は土木工事というように使い分けられます。

東京の土木工事の傾向

東京の土木工事の傾向として、都市部ではインフラ関連の土木工事、郊外に行き多摩地方などの山間部に行くとダム関連工事があります。
ただ、トンネル工事に関しては、首都高を地下トンネル化する工事が積極的に行われており、都心部でも盛んです。
また、上下水道は老朽化も起こっており、それらの若返りの工事として土木工事が活躍してもいます。