栃木で基礎工事関連の仕事に就こうと思った場合の行動について紹介したいと思います。
基礎工事は基本的に未経験者でも挑戦できる仕事ではあります。あると望ましい資格の一つ「基礎施工士」は受験要件の一つが実務経験になっていますので、まずは入社して始めてみる、というスタンスも大事なのかも知れません。実務経験を積み、一人前の職人となんで管理者としての経験も豊富になれば、将来的には独立も視野に入ってきます。いわゆる「一人親方」ですね。
日給平均は1万円超
未経験者でも仕事が始められ、いずれ独立開業も可能なのは分かりましたが、肝心の待遇はどうでしょうか。就職情報サイトを運営する「マイナビ」の調べによると、基礎工事に従事する人の平均的な日給は1万1866円(2020年9月~21年3月)だったそうです。この収入を増やす意味では資格が重要になる場合があります。会社によっては資格保有者への手当てがありますし、資格を持っていることで和解うちから現場で責任ある立場を任され、ひいては収入が上昇することがあるからです。この辺は会社ごとに環境が違うので、それぞれチェックしてみましょう。
加えて福利厚生という意味ではあまり期待はできないかもしれません。やはり基本的には小さな下請け業者が多いので、法令に触れるようなことはないにしても、一般的な企業と比べると、残念ながら福利厚生制度は見劣りしてしまうでしょうね。
さて、いろいろと見てきましたが、この仕事にはどんな人が向いているのでしょうか。当たり前ですが、基礎工事というのは建物の建設の最も根底にある仕事です。強い責任感を持ち、丁寧な仕事をすることが求められます。これは繁閑にかかわらず、という意味です。そうして1件1件の仕事をじっくりとミスなくできる集中力や精神力が求められるわけですね。