脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

小論文の書き方のコツ

頭が痛い小論文

「小論文を今すぐ書きなさい」と言われて、対応できる人はごく少数でしょう。大半以上はどうして良いのか分からず、鉛筆をもったまま答案用紙とにらめっこするのがオチです。
そこで小論文を書くコツをご紹介します。「小論文」と聞くと小難しそうに思えますが、コツを掴めば簡単です。

文章の構成を考える

まずは文章の構成を考えます。物語には「起承転結」といった構成があるように、小論文にも構成があります。主張・理由・具体例・反駁です。実際に広島の大学受験で出題された小論文「言語は統一するべきかどうか」について、話を進めましょう。
最初に主張を述べます。「統一すべきである」と主張した後には、なぜ統一すべきであるかの理由を述べましょう。理由についての説明をわかりやすく進めるために、具体例を示して説明します。ただ「統一すべきではない」という意見も当然あるので、統一すべきではない人を説得させるための文章を後につけるのがベスト。なお、実際の試験では資料を元にして小論文を書くようになっています。あくまでも一例として、留めて頂ければ幸いです。

問題の本質を理解する

文章の組み立てが上手く出来たとしても、肝心の中身が伴っていなければ話になりません。「言語統一」が何のことか分からなければ、支離滅裂な小論文となるでしょう。試験で支離滅裂な文章を書いてしまうと、不合格一直線です。
小論文を書く際には、理解力と問題の分析力が必要となります。資料が組み込まれているのなら、資料を精読。情報を整理した上で、先ほど紹介した方法で文章を組み立てれば、高得点間違いなしです。

第三者に見てもらう

小論文について勉強しても、正誤は自分で判断することはできません。できるなら第三者に目を通してもらい、判断するのが早いです。小論文についての講座は色々出ているので、受験を控えているのなら検討してみてはいかがでしょうか。
問題を解くだけなら独学でもできますが、小論文に関しては独学でどうにかなるものではないのです。小論文の良し悪しで合否が決まるのです。