私は、何か資格を取ろうと思って、社会保険労務士の勉強を始めましたが、全くの素人でしたので、何から始めようか迷っていた中で、教科書や参考書ではなく、いわゆる雑誌的な1つのネタのために購入したのがこちらの書籍となります。
社会保険労務士(社労士)とは?
まずは、社会保険労務士とは何かというところから始めました。
社会保険労務士になるためには、もちろん法律の知識が必要となってくるのですが、大きく分けて、労働基準法などからくる労働法の知識と健康保険、年金などからくる社会保険の分野になります。
労働基準法は聞いたことがあるが…
私たちが働いている中で、当然残業したり休日出勤したりすることもあるかと思います。
労働者を守るためにこれをしてはいけないというのを定めたのが労働基準法になります。
例えば、年次有給休暇を買い取っている会社も未だにあるのではないでしょうか。
かくいう私が在籍していた会社もそうでありました。
また就業規則や労働協約なども定められていて、社労士の勉強を始めるようになって、自分の会社の就業規則を見る気持ちにもなりました。
そこで衝撃を受けたのが、退職金の金額でありました。
在籍年数によって詳細に定められていたのですが、あまりの金額の少なさにがっがりしたのと同時にそこで転職を決意したのもあります。
こういった取り決めはちゃんと詳細に書類として残っておりますが、会社の慣習や上司や先輩に言われるがまま、こうらしいっていうのを決めつけておりました。
今では、自分の人生設計を考えながら働くことが出来ております。
年金ちゃんと収めてる?
会社勤めしていたら、給料から勝手に引かれていてこういうものなんだなと思いながら給料明細を見ておりました。
私は、年金の保険料を納めてもどうせもらう頃には雀の涙くらいしか戻ってこないだろうという感覚でありました。
大学生の頃に学生納付特例という制度を利用して保険料を納めてはおりませんでしたが、社労士の勉強をし始めるにあたって、収めた方が絶対お得だということを知って、すぐさま日本年金機構に問い合わせをして追納した記憶があります。
国民年金の未納率は3割みたいです。
自分が国民年金の期間がある人は、過去に未納の期間がないか調べることをお勧めします。
というのも収めたほうが絶対にお得だからであります。
最近、ニーサやイデコなどの名前を聞いたことはありませんか?是非調べてみて下さい。
国が推奨している制度ですが、GOTOトラベルのように知っておくだけですごいお得というのがあります。
イデコも正式には、個人型確定拠出年金というのですが、年金の知識があるだけで、すんなりと話が入ってきます。
まとめ
「無敵の社労士」という書籍は、社労士の勉強の為に、予備校の講師陣が記載したものになりますが、雑誌的で初学者でも読みやすいものになっております。
社労士の受験だけではなく、日々働いている中で密接に関わり合う法律や生活、老後に関わり合う法律を少しでも知っておくことは、今後の生き方や充実したライフワークバランスを叶える上でも必要な知識であるかと思います。
1つのネタ程度に是非購入して、読んでほしいと思う一冊です。